おさびし山のホームメードケーキレシピ
 

 干支のケーキ&全粒粉のクッキー


干支(えと)のケーキとして、犬の型でスポンジケーキを焼いてみました。型がない場合は、丸型で焼いて、犬の絵を描いてみてください。さらにお年玉で、香ばしい全粒粉のクッキーの作り方もご紹介しています。

干支のケーキ&全粒粉のクッキー



《干支のケーキ》
全:約2,400kcal

【材料】(21cm丸型1台分が基準です)
 スポンジ生地
 ・卵 4個
 ・砂糖 120g
 ・薄力粉 120g
 ・バター 40g
 ・バニラエッセンス 少々
 シロップ
 ・水 100cc
 ・砂糖 50g
 ・ラム酒 大さじ1
 生クリーム
 ・生クリーム 300g
 ・砂糖 20g
 ・バニラエッセンス 1〜2滴
 ・ラム酒 小さじ1


【準備】
  • 薄力粉は、ふるっておきます。
  • 型はオーブンシートを敷くか、分量外のバターをぬっておきます。
  • バターは熱湯の湯せんにかけて、溶かしておきます。(ふつふつと泡立つぐらい熱くする)
  • オーブンは180℃に温めておきます。


【スポンジの作り方】
  • ボウルに卵と砂糖を入れます。
  • バニラエッセンスとラム酒を加えて、香りをつけます。
  • ボウルを50℃ぐらいの湯せんにかけます。
  • 砂糖を溶かすように、卵を泡立てます。
  • もったりとしてきたら、湯せんからはずして、さらにしっかりと泡立てます。目安は、目の細かい泡立て器で泡を持ち上げたときに、落ちずに中に残るぐらい、あるいはすくって落としたときに、落とした泡が生地に混ざらないぐらいがよいでしょう。
  • ふるっておいた薄力粉を一気に加えて、ゴムベラで混ぜます。サックリと、しかし粉っぽさが残らないようにしっかりとまぜます。このとき泡をつぶしたり、ペタペタと混ぜてはいけません。
  • 熱湯の湯せんで溶かしたバターを一気に混ぜます。つやがでるまで、しっかり混ぜます。
  • 混ざったらすぐに型に流しいれ、すぐにオーブンに入れます。
  • 180℃に温めたオーブンで、30〜35分焼きます。
  • 竹串を刺して、何もついて来なければ、焼き上がりです。
  • 焼きあがったらオーブンから出して冷まし、使う直前に紙をはがします。


【デコレーション】
  • 水気のないきれいなボウルに、生クリームとクリーム用の砂糖を入れ、泡だて器で8分立てにします。生クリームは冷やしながら泡立てると、泡立てやすいです。
  • 生クリームの香り付けにラム酒とバニラエッセンスを加えます。
  • 鍋にシロップ用の水と砂糖を入れ、一煮立ちさせます。さらにラム酒を加えて、シロップを作ります。
  • スポンジ生地の表面全体にはけでシロップをぬります。シロップは下地なので、クリームをぬるところには、必ずぬりましょう。
  • シロップをぬった上から、生クリームをパレットナイフを使って、丁寧にぬります。
  • チョコレートを適量湯せんで溶かし、あまった生クリームと混ぜて、チョコレートクリームを作ります。
  • コルネを使ってチョコレートクリームで犬の顔の模様をつけてできあがりです。


【ひとこと】
  • 卵が多めの生地なので、バターが沈みにくく、比較的作りやすいスポンジケーキです。
  • 共立ての場合、卵はある程度泡だったら湯せんからはずして、外気にあてて冷ましながら泡立てます。そうすると締まったしっかりとした生地になります。いつまでも温かいままではいけません。
  • コルネの作り方は、こちらを参考にしてください。



《全粒粉のクッキー》
全:約1,930kcal(1個:約40kcal)

【材料】(約50個 型の大きさにより変わります)
 ・全粒粉 150g
 ・薄力粉 100g
 ・バター 80g
 ・卵 1個
 ・砂糖 100g


【準備】
  • 全粒粉と薄力粉は、あわせてふるっておきます。
  • バターは室温でやわらかくしておきます。
  • オーブンは180℃に温めておきます。


【作り方】
  • やわらかくしておいたバターに砂糖を加え、泡だて器で白っぽくなるまで混ぜます。
  • 卵を解きほぐして、2回に分けて加え、しっかり混ぜます。
  • あわせてふるっておいた全粒粉と薄力粉を加え、ゴムベラか木ベラで混ぜ、最後は手でしっかりこねます。
  • ラップでつつみ、冷蔵庫で30分休ませます。
  • 打ち粉をした台の上で、軽く生地を手でこねて、めん棒で5〜7mmも厚さにのばし、型で抜きます。
  • オーブンシートを敷いた天板に、同じ間隔で生地をのせます。
  • 180℃に温めたオーブンで、15〜20分焼きます。
  • 必ずひとつ取り出して、割って中に火が通っているか確かめてください。


【ひとこと】
  • 全粒粉はやわらかく、焼き縮みもしにくいので、急いでいるときは冷蔵庫で休ませなくてもかまいません。ただし夏などは、生地を冷やしたほうが、扱いやすくなります。
  • 全粒粉を使うと焼き色がわかりにくいので、天板に接している方の面の色を、確かめるようにしてください。


PR 骨のクッキー型(大) 骨のクッキー型(小) あります。



関連情報

●レシピ
 ・干支のデコレーションケーキ
 ・鏡餅ケーキ
 ・全粒粉のチョコレートケーキ

●コラム
 ・全粒粉について
 ・ふっくらとしたケーキを焼くためには

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