おさびし山のホームメードケーキ
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オーブンの上手な使い方
1.設定温度に温めたオーブンを使う
種や生地に熱が加わると、すぐにふくらんできますが、この時に温度が低いと、ふくらむ前にバターが溶け出したり、表面と下面の質が均一に焼き上がらなかったりします。
よく加熱したオーブンで焼くと、表面は卵のタンパク質が熱によって凝固し、膜をはった状態になり、膜に包み込まれた空気は逃げ場がなくなるため、中央部までまんべんなくふくらみます。
(※急ぐときは、ツマミを全開にして、一気に温度を上げてから、目的の温度に下げるようにします。)

2.オーブンの真ん中に型をおく
熱が平均に伝わるように、オーブンの真ん中に型を入れ、中段に置くと良いでしょう。クッキーやタルトレットなどは、同じ大きさの型で、厚さも同じにし、等間隔で置きます。

3.上火と下火の調節
オーブンは上と下からの加熱によりふくらませます。例えば、シューは下火を強くしますが、クッキーのようなものは、上火というより、上段に天板を入れます。上火・下火の調節と上段・中段・下段と段の調節をする事も大切です。

4.オーブンの癖を知る
どんなに良いオーブンでも必ず癖があり、焼きむらが出ます。その欠点を早く知り、長所を生かすようにすることも上達への早道です。片寄って焦げるときは、途中で型の向きを回し、平均に焼き色が付くようにします。下火が強いときは、天板を2枚重ねて敷いたり、上が焦げるときは、アルミ箔で覆いをします。同じケーキを何度も繰り返し焼いて、癖を知り、しっかり記憶しておく事が大切です。焼き上手になるには、オーブンを気軽に使い込んで、慣れる事が一番です。

5.途中でオーブンを開けるときは
ケーキを入れると、すぐふくらみ始めます。このふくらみがある程度固まってくるまで、絶対に開けてはいけません。冷たい空気が入るとしぼみ、ふっくら焼き上がりません。一度開けると、10℃〜20℃庫内の温度が下がります。オーブンを開ける回数は、できるだけ少なくし、開けても手早く作業をして、すぐに閉めましょう。

6.状態をみながら焼く
レシピの温度や時間はあくまでも目安です!オーブンの大きさ、生地の状態、型の厚さや大きさ、一度にオーブンに入れる量によって変わります。温度は表記されているものより、 10℃前後の幅を見て、時間も予定の時間の少し前( 5〜10分)から様子を見るようにしましょう。しかし、配合や性質に適した温度と時間がありますので、レシピを無視してはいけません。

☆スポンジケーキ、バターケーキ、スフレ、プディングなど柔らかい生地のものは予定の時間の少し前( 5〜10分)に竹串を刺してみます。竹串に何もついてこなければ、焼き上がりです。
☆タルトやクッキーやパイなどは、表面や切り口から出ていた気泡が出なくなり、カラッとすれば良いでしょう。クッキーなどは 1つ割ってみて目で見ても良いでしょう。クッキーなどは少し焼きすぎぐらいの方が美味しいです。


7.掃除はすぐにしておく
のぞき窓は見易いように拭き、中のシミや汚れは熱いうちにとっておきます。天板は洗ったあと、完全に乾かして薄く油(無塩バターにしましょう)をひいておきます。(拭くだけでも構いません。)使っているうちに、反ってくるものもあるので注意しましょう。オーブンの取扱説明書を良く読んでオーブンに合った掃除をしましょう。


 

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